スキーマ(文書型定義)
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電子商取引ではビジネスデータを交換し、企業内システム連携ではシステムデータを送受信しています。今ではこれらのデータ交換でXMLを使用する例は多く見られるようになりました。
XMLは妥当性の検証を省略することによって、処理パフォーマンスをあげることができますが。XMLデータの送受信の場面では、特に双方で、XMLの妥当性を検証する必要があります。1対1でなく、特に多対多の企業間取引においては、短い要素名でデータサイズを小さくすることよりも、誰が見てもわかりやすい要素名であることのほうが優先されます。ビジネスデータを記述するXMLにはスキーマが必要で、また文書コンテンツを記述するXMLにもスキーマ(文書型定義)は必要です。ここでは、XMLデータの交換についてのポイントとなるスキーマについて考え、DTDの基礎について考えてみます。
1. XMLの文字データ
2. XMLデータ
3. XMLデータの交換
4. XMLデータの伝送プロトコル
5. BtoB標準スキーマのメリット
6. XMLとRDB
7. XMLと3階層アプリケーション
8. DOM、SAX、テキスト処理
1. スキーマの役割
スキーマとは、XMLの文書構造を記述したもののことです。文書の構造とは、要素の親子関係をツリー形式でまとめたもののことです。実際には、このツリー形式をデータとして記述したものを表しています。XML Schimaは、DTD同様文書型を定義するのに使います。既存のDTDはSGML用に作成されているため、「汎用」とはいえ論文や小説などの「文章」が前提となっています。従って「point要素は0〜100の数値」といったデータ型の定義ができません。XMLは文章だけではなくさまざまな用途で使われるため、整数や実数と言ったデータ型の定義や文字の長さの制限など、細かい定義が必要となることがあります。これは既存のDTDではできないため、新たに設計されたのがXML Schimaです。
2. DTDの基本
XML文書を扱う上で、DTDはスキーマの基本となっています。DTDの基本的な記述方法、DTDが存在する意味をきちんと把握しておくことが大切です。
3. DTDと文書
DTDとXML文書との関係を見るとき、もちろんXML文書は妥当なXML文書であり、何らかのスキーマ言語が必要です。ここではDTDを利用することにして、XML文書とDTDを見ながら進めていくことにします。
4. 実体の利用
<< 戻る実体(エンティティ)は、2.DTDの基本でも「ENTITY属性」の使用として少しだけ記述していますが、もう少し詳しく見ていきます。
XMLは、文字列を扱うだけではなく、画像ファイル名を記述して実際のファイルを参照するといった文字だけでは不完全なものも取り扱います。ここでは、文字列だけで表現できないものをどう扱っていくかを記述します。